2016年12月20日火曜日

SVP4 Pro 高解像度(1kより大きい)動画ファイル再生エラー回避のための条件付き「SVP無効化」

 1k(1920x1080)解像度より大きな動画をMPC-HCで再生する機会がありまして気が付きました。入手元はお察しくださいな感じですが、ともかくゲツした動画ファイルの解像度が2560x1440とか4k(3840x2160)だとSVP4 Proがエラーで処理が止まってしまうんですよね。
 4kだと再生直後にエラー。2560x1440だとしばらくは再生するもエラー。最終的にはMPC-HCが吹っ飛びますorz
一見すると、MPC-HCのエラーに見えるんですが、原因元がSVP4 Proのエラーなんですよね。その割にはSVP4 Proは落ちないんですがw
 これの回避方法はないか色々試行錯誤(中略)したのですが、先日ようやく気が付きました。
 SVP4 Proに「プロファイル適用条件の設定」なる項目があるのに。

 1k(1920x1080)解像度より大きな解像度を条件フラグとして、大きな解像度でも問題ないプロファイルを作ってしまえば問題なしになるんじゃ、、、、あ。もしかしてコレできんじゃね?と思ってやってみたらできちゃいましたorz
不本意だああああああーーーーーーー!けど、しゃーねーかっ。メンドイのイヤだし。

 さて「プロファイル適用条件の設定」は色々な条件指定が選択できるんですが、ここでは再生動画の縦×横のピクセル数がしきい値(1920x1080)より大きければ「一時的にSVPを無効にする」の有効化を設定します。


 手順としては
 ①使用するプロファイルを選択して、しきい値となる解像度の動画ファイルの適用条件を設定。
  ここでは1k(1920x1080)を使用している。
  1.「プロファイル適用条件の設定」を開き、「ソースフレーム領域」を選択。
    ⇒ 入力項目に2,074 (Mpix)。 ※1920x1080の切り上げ。再生中なら入っている。
  2.「≦」 (Less than) にする。これで解像度が1k(1920x1080)以下なら適用となる。

 ②しきい値(1920x1080)より大きい場合の「一時的にSVPを無効にする」プロファイルを作成。
  1.「新規プロファイルの作成」を押して適当に名前を付ける。 ex.NULL
  2.「フレームレート変換を実行する」の選択を外す。
  3.【STOP】を選択。
  4.「プロファイル適用条件の設定」を開き、「ソースフレーム領域」を選択。
  5.入力項目に2,074(Mpix) と入力する。※①-1.の値をコピー
  6.「≧」 (Greater than) にする。これで解像度が1k(1920x1080)より大きければ適用となる。

 以上で再生動画の解像度がしきい値(1920x1080)より大きな場合は「一時的にSVPを無効」となります。

 俺的には不本意。 4k動画とかも問題なく処理してくれたらこんな設定しなくていいのにっ!

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