2016年8月16日火曜日

SVPやFMVなどのフレーム補完ソフトを導入しても60fpsにならない場合の確認事項

 画面モードが60Hzになってないと無駄になります。

 モニターが60Hzに対応し、モニターが60Hz以上の状態で、なおかつビデオ設定が60Hzになってないと、いくらソフト環境を整えても無駄になります。
 モニターによっては初期状態で60Hzになってないモニターもあります。自分の「Philips BDM4350UC/11」もそれでしてモニター設定の変更でモードの60Hzが有効になりました。

 ソードアートオンラインの原作もとりあえず一段落つき、来年には新章に劇場版とか、海外ではドラマ化やゲームの企画とかイロイロ楽しみではありますが、とりあえず43インチ4kヌルヌル7.1chバーチャル再生環境でアニメのソードアートオンラインI・II一気見に浸る盆休みでした。

2016年8月9日火曜日

Geforce GTX1080 いかなる時も優雅に「SVP 60fps & madVR 4k」ヌルサク再生


 先日Geforce GTX1080 をほとんど衝動買いしてまいました。 最初は1070のツモリだったんです。が、開いた密林で9万前半で出されてたの見るとポチッてました。今月の小遣いが一瞬で尽きた、、、、orz
 当分ゲームもVRするつもりもないので何で買ったんだ~となるのですが、もちろんフィリップス404kモニターでアニメを「SVP 60fps & madVR 4k」ヌルサク再生して楽しむためです!!。
 ぶっちゃけ結論から言うと、Geforce GTX1080っパネ~
 狙い通りAviUtl+x265guiEx 実行のCPU負荷が常時90~100%の激重環境下において、フルスクリーン(キャプチャは都合上最大化表示)でも 「SVP 60fps & madVR 4k」 ヌルサク再生してくれちゃってます。
 もちろんSVP とmadVR はGPU側で処理する設定にしています。
いかなる時も優雅、、、それが「SVP 60fps & madVR 4k」なアニメ再生道よ。

 設定は先日の驚異の補正再生 MPC-HC(SVP(60fps) & madVR(画質補正) ) と同じ。 と言うかこの設定自体、エンコード実行時の激重環境化でのヌルサクを目指したモノでした。
 話のネタとしては高い買い物でしたが、成果は十分納得できる結果となりました。

2016年8月4日木曜日

驚異の補正再生 MPC-HC(SVP(60fps) & madVR(画質補正) )

 HD内の整理をしてますとなんか懐かしい~ファイルを見つけてしまいました。
 15年くらい前、パソコンでの録画エンコードへと足を踏み入れる事となった番組「フルメタルパニック」。 原作ファンだった俺はWOWOWでフルメタルパニックが始まりと知り、BS環境を整えて「月々たったの三千円」でWOWOW視聴契約をして、当時まだ珍しかったパソコンでの録画とエンコード環境を作り、何度でも視聴できる環境を整えた。
 その10年以上後にキッズステーションでのHV放送を録画エンコするまで、気が向いたら再生視聴していた。 そのファイルはHD容量確保のために削除(DVDに焼いた気はするのだが、、、、)してしまったが、デモ映像のファイルがまだ残っていた。

ファイルのステータスはこんな感じ。もう一つも似たようなもの。

 いやー懐かしいですね。 エンコード始めた当時はDivX4でエンコードしてたんですよね。 確かIOデータのキャプチャソフトをVBでタイマー起動するように組んだ記憶が、、、マーそれは置いといて。 これをWMPで4k(3840x2160)環境再生すると再生面積比は約30倍くらいになるからかガタガタでスゴイんです!

 これを現在のMPC-HC(SVP(60fps) & madVR(画質補正) )で再生したらドーナルカやってみました。 違いは一目瞭然でした。 ガタガタすっきり動きスムーズ!

 少し後にエンコードした「星界の戦旗」 こちらも凄いことになってます。

 「星界の戦旗」 に関しては、インターレスの解除に失敗して、動きが波打つようになってかなり見苦しかったのですが、SVPの補正によりかなりマシになりました。 

 今どきのエンコードの再生だと違いはイマイチ判別つかない画質補正ですが古い動画だと一目瞭然という例でした。 もちろん補正にも限度があるので元が余りにも低画質だと見苦しいままでしょうけどね。

 今回のパラメータです。
 実はグラフィックカードがGeForceGTXの10番台になり、ようやく4k解像度でまともに60fpsが使えるようになりました。 それでもmadVRで設定を有効にすると動きがガタツいたり動かなくなる設定があるわけで、日常作業で問題ないレベルの画質設定をするのにかなりの時間を要しました。

madVR設定。導入時からさらにパラメータが追加され意味不明なのもチラホラ、、、、



HTPC高画質化編 其の二、最高画質、最強な動画レンダラーmadVR

2016年8月3日水曜日

俺的テレビ番組【本編】のみAviutl+x265guiExエンコード手順

 アナログ放送な頃は番組を録画したら本編のみ編集してテープのみ保存なんてのは、凝り性のおとーさん達の間でよくされてました。
 デジタル放送になってからはコピー制御が入り、例え無料の地上波放送で自分で楽しむ分であってもコピー制御されたファイルを解除して自由に編集する事はバレたら犯罪扱いとなってしまいました。 犯罪の定義がどーたらこーたらはココではテーマではないので置いときます。 アースソフトのPTxはソレを微妙に?回避しつつパソコンに放送を保存するパソコン用チューナーです。 基本的に自分のエンコード元となるソースファイル半分はPT2です。

 先日、金ロでバケモノの子が嬉恥ずかしノーカットで放送されました。もちろんPT2によりファイル保存しました。 ですが、、、、、





 放送時間2時間19分でファイルサイズが19GB。 しかも本編以外の映像により先頭と末尾を除くと9つに分断されています。 これは調べると合計約25分で全体のほぼ20%にあたります。 本編のみ抜き出しても19GBから15GBに小さくはなりますが、まだ大きいといえます。
 映像や音声の品質を出来るだけそのままにファイルファイルサイズを小さくする処理がエンコードとなります。ここでは番組本編【Aviutl+x265guiExエンコード】俺的編集手順2016年版です。 
 ※音声の特定チャンネル指定の手順とかは知りません。

 「最終的に保存(エンコード)する際に本編のみにする」方法はいくつかあります。
 ※は中の人の個人的感想です。

 1.エンコード前にカット(TSファイル編集で本編を取り出してからエンコード)
   ※できなくはないが時間もかかるメンドクサイ。作業領域も大きく手間。

 2.エンコード後にカット(全体エンコードしてから本編の取り出す)
   ※H.265なので今は使えないし、使えても激重になりそう?

3.分割している本編のみエンコード
   ※イイかもしれないが細切れになってるのが気に入らないので除外。

4. 3.後に連結し1ファイル
   ※映像と音声がズレる可能性が高い。手間もかかるので最終手段

 5.DGIndexにて本編プロジェクトファイルを作成してAviutl連結x265guiExエンコード
   ※MPEG2を使い始めて今も昔もコレ

 とは言ってもヤッパリメンドクサイのでよほどじゃないと使わない。 エンコードを始めた頃はエンコードするタイトルも少なかったため前説OP本編A本編BEDエンドカードを抜き出して1ファイル化なんて事をしてた時期もありましたが、今はタイトル数が多いため、大抵はザックリと先頭と末尾を指定してエンコードが殆どです。
 PTxで録画した際の元ソースブロックが1つ(先頭と末尾指定)なエンコードはBonTsDemuxVer.1.10を使いDemux(m2v+wav)にしてからAviutl+x265guiExエンコードしています。
 指定が複数ブロックになる場合は幾つかの手順を入れてから、Aviutl+x265guiExエンコードをしています。


 本編(複数指定)を抜き出してエンコードする手順。

 1.映像と音声のズレを全体的に均一的(気にならないレベル)に揃える
   VLC media player 0.9.9 Grishenko の「メディア-変換/保存する」にて、MPEG-TS形式をMPEG-PS形式に、オーディオはMPEG Audioにして保存する。 VLCでもこれ以降?のバージョンではなぜか上手くいった事がないんだよねー。ナンデダロ。なんでこの手順では0.9.9が必須のバージョンなってます。

 変換した MPEG-PSファイル。以後の処理はこれを使います。 

 2.必要範囲を指定してd2vプロジェクトファイルとmp2音声の作成
   DGIndex(日本語化済みの最新版でいいかと)に1.で作成したMPEG-PSファイルを読み込んで必要な範囲のみ指定してプロジェクトファイルを作成しいく。ファイル名の末尾は0から続く連番でいいかと。分割が多くなりそうなら00、01~とか。 
 注意点としてはDGIndex指定ではエンコード後の視聴時に、範囲指定のすぐ外側で指定外のコマが入ってたり、逆に入ってないのに気が付いたりする場合が多々ある。 この辺りはしゃーないと割り切り、余裕のある指定を心がけるしかない。
本編のみ範囲指定で作成したプロジェクトファイル。9つ出来た。

 3.mp2音声のみ順番に連結して1つのファイルにする。
  UniteMove v2.11を使用してmp2音声ファイルを順に連結して一つにする。長さ1:55:46

 4.3.で連結したmp2ファイルのみwev音声化。
   使うソフトは、ぶっちゃけ無圧縮wevに変換できるなら何でもいいと思う。
  一応、自分が使ってるソフトを紹介すると、以前購入した「Xilisoft 究極動画変換」ってのをずっと使用している。 手軽に複数ファイル指定してマシンの状態に合わせて変換実行してくれるのがイイ。
 連結したmp2ファイルを変換して出来たwavファイルのサイズは1.19GB

 5.1.Aviutlに.d2vファイルを「ファイル-追加読み込みにて順次追加する。
   .d2vファイル追加時の表示形式は”一覧”か”詳細”だと見やすくて間違いない気がする。それと追加読み込みにショートカットを宛てておくと素早く追加できるかも。もちろん3.で連結した音声の順番と一致する事が重要。

 5.2..wavファイルを「ファイル-音声読み込み」にて読み込む
   これで順次追加した映像に対応した音声があたる。


 6.3.末尾に移動し「音声の位置調整(無効)」にしてオーディオ波形を確認する。
   音声とのズレが数ミリ秒なら問題なし。 大きく映像と音声の長さがズレていたら別の方法を考える。その辺りになるとソースの状況に応じで試行錯誤となるのでここでは述べません。各自頑張ってください。 
 Aviutl「音声の位置調整」は、ソースの状態によって変わってきます。 今回は、.d2v作成時のmp2ファイル名のズレ表示は-11~-23となっていて、全て「音声の位置調整」1メモリ-33ms以下なので調整ナシとします。 

 ここ以降の設定は通常のAviutl+x265guiExエンコードとなるので割愛します。

 エンコード後は1.4GBと偶然にも元ファイルのほぼ1/10となりました(過去エンコード済みファイルをコピー)
 作成のタイムスタンプを見ると、大体2時間半でした。

変換前

変換後


 蛇足ですが、1Passエンコードなので、エンコード後のファイルサイズはソースの必要ビットレートによって大きく変わってきます。 ちなみに実写コンサート系になると必要ビットレートが大きくなってくるので1kではファイルサイズがあまり変わらないので1280x720とかに解像度を落としてエンコードしています。